ボルトハンドル

清水さんのパンダがバラバラ!! 534 湖東善明 2003 10/22 23:38
情報を独り占めにしてはいけないので、清水さんの代書で投稿します。(本人は自分では書きたくないと・・・)
11日の大会で清水さんは射場長でした。ほとんどの方が帰られたあと、300mを撃っているとき薬莢がかたくて装填できずボルトを上げたとたんにハンドルがポロっと取れました。
宮川さんほか数人がかりでボルトを抜こうとしているうちになんと今度は銃床がポロっと取れました。
30分ぐらいでやっとボルトがとれ事なきを得ました。
以前からパンダのボルトハンドルは取れやすいと聞いていましたが見たのは初めてです。
皆さん、パンダのボルトがかたい時は無理してはいけません。
ハンマーなどでコンコンと優しく叩きましょう。

対応策
 538 築地恵 2003 10/23 09:37
こんな場合は銃身を外せばボルトは簡単に取れますけどね。
パンダの場合ボルトハンドルが取れやすいのですが、その代わりケルブリーに送れば早ければ1週間くらい、遅くても1ヶ月以内に修理して返送しくれます。

ストール・パンダ・ボルト・ハンドル 544 宮川雅雄 2003 10/25 18:59
私は、ハンターですので、銃扱いは道具と同じく、手荒く取り扱います。雪山では、ピッケル代わり、上り坂ではマスタリング杖、たまに崖から落としたりと、私の銃はキズだらけです。 しかし、どれもボルト・ハンドルがとれたことはありません。
10月11日の清水さんのボルト・ハンドルが折れた時はビックリしました。 まだ、ライブ・弾がはいっているので、取り扱いはビクビクでした。
大型モンキー・スパナの柄をアクションとボルトの間に入れ、両サイドからハンマーで叩き、何とかボルトを外すことができました。
ストール・パンダ取り扱いは、やさしく行ってください。 また、ストール・パンダなど繊細なベンチレスト銃をお持ちの方々、射撃場へは、水道工事と同じ、大型工具をお持ちください。

ボルトハンドル 543 湖東善明 2003 10/25 12:39
ベンチ銃で固くて装填しにくい原因はいくつか考えられます。
(1)口径は同じでも別の銃の薬莢を入れようとした。
 ・米国では一つのアクションに何本もの同口径バレルが用意されている場合があり間違うこともありうる。Wildshotさんの話
(2)初めての薬莢でネックターンがうまくいっていない。
(3)前回火薬をたくさんいれ(ホットローディングし)薬莢が脹らんだ。
(4)薬きょうを何回も使用した場合
 へたりネックはネックサイザーで矯正できてもボデイ特にヘッドに近い部分が元のサイズに戻らない。ホットな場合はよくあります。

(1)は米国の例です。
(2)〜(4)でのトラブルを防ぐには、薬莢をリサイズ(ネックだけまたはショルダー・バンプ、フルレングス・サイジングも含む、雷管を抜いた)したあとロードする前にチェンバーに装填してみることです。
固かったら、バンプ・ダイまたはフルレングスダイを使い更なる調整をします。
またプライマーが容易にシーテイングできるとなればヘタっている証拠です。捨てましよう。
ニュージーランドの世界選手権のときトニーボイヤーさんは毎回やっていました。
彼の好みはホット・ロードなので毎回、フルレングスが必要であるとWildshotさんから聞きました。
他のひとは時々でした。多分経験上大丈夫とわかっていたのでしょう・・・。
WildShotさんのお話では、試合中にパンダのボルトがとれたということはこの30年、ほとんど聞いたことがないそうです。
バーミント・ハンターやポジション・シユーターにはそのような例があるかもしれませんということです。
ベンチレスト・シユーターはその辺のノウハウを知っているからだとも・・・・・

WildShotさんの教訓・秘伝
 ベンチ銃はそれ相応の注意を払う必要があります。
 とにかくケースにブレットをシーテイング(火薬、プライマーなし)したダミー・カートリッジを装填してみることです。
 ベンチガンはタイトネックなのでブレットをシーテイングした時の外径を計測、チェンバー・ネック径と比較、入るかどうか事前にチェックすることもお忘れなく。
 ネックターンの不足であればカートリッジはチェンバーに入りません。
 とにかくケースを無理にチェンバーに入れることは慎むべきです。無理に入れることは何においても慎むべきです。
 ただしファイヤーフォーミングする時は無理な閉鎖になります。これは例外といえます。
 ファイヤーフォームのときケースのショルダー部分をオイルで軽く浸したパッチで拭くいいですよ。
 ショルダー部分のフォームが無理なくおこなわれます。ショルダー部分のマテリアルに優しい小さな秘伝ですね。

交換ボルトの件
私は、エジェクターつきの交換ボルトを2年前購入しました。
しかし、ボルトが入らず大騒ぎになり、何とか装填できるようになりましたが、
今度は2つのボルトの薬莢の互換性がありませんでした。
というわけで、これから交換ボルトの購入を考えているかたは注意してください。