ベンチレスト射撃世界大会にでて      築地恵

ことの始まりは一枚のファックスであった。
アメリカのベンチレスト射撃協会から私宛にベンチレスト射撃のワールドカップ(世界選手権)を10月22日から26日まで
アメリカのアリゾナ州フェニックスで開催するので、この大会に日本も参加しないかという誘いであった。
私はそれまでベンチレストはアメリカだけでやっている特殊な射撃競技だとばかり思っていた。
従って世界選手権など存在しない物と思っていたのである。
しかし実際にアメリカに行き、大会会場で主催者側の説明書を貰って読んだら、最初のワールドカップはすでに10年前フランスで開催され、
このアメリカの大会では通算5回目の大会を数えるまで成長していたのである。
ワールドカップは2年に1回それぞれ国で持ち回りで開催される、今年のアメリカに続き1999年にはニュージーランドでワールドカップが開催される予定である。
現在では参加国も、アメリカ、イギリス、オーストリア、オーストラリア、ドイツ、フィンランド、カナダ、ノルウエー、ニュージーランド、スエーデン、フランス、
イタリア、イラン、ギリシャ、フィリッピンの諸国が参加しており世界の中から日本だけがすっかり置いてきぼりにされていたのである。

それに、こうしてアメリカ以外の多くの国がベンチレスト射撃をやっていると言う事実ですら、この大会に参加するまで一切知らなかったのだから、
いかに情報不足としても情けない話である。
それに恥の上塗りを承知で白状すると実は正式のベンチレスト射撃競技規則も知らなかったのである。
私は日本ベンチレスト射撃協会を主宰しており、全校的に毎年6回程度の射撃大会を開催しているが、いずれも我々独自のルールで運営していた。
しかし、そのことがワールドカップで、我々日本選手団は完全に浮き上がってしまうことになるとは大会に参加するまで考えもしなかったのである。
元々私がベンチレスト射撃を提唱し始めたのは今から20年くらい前で、当時は大口径射手の技量がきわめて稚劣で、
100メートルで握り拳大に集弾すれば上等とされた物であった、
そのため銃の研究と、火薬や弾頭研究のため一部の人たちが集まり細々とスタートさせた任意クラブだったのである。
だから実際には射撃協会と呼べる物ではなく射撃クラブ程度のレベルデあることも確かなのだが、外国との折衝になると協会、
つまりアソシェションと呼称出来なければ相手にされないので、あえて協会と言う名称を使っているのである。
決して大きな顔をして居るわけでは無いのでご理解いただきたい。また我々の多くが日本ライフル射撃協会のメンバーもあったため、
協会と言う名称になじみ安かったのかも知れない。
ベンチレスト射撃の射撃規則もこうしたルールをベースに作られたのである。
我々の大会では本射の前にすべて試射を済ませるが、この辺からルールの設定が完全に間違っていた。

私は、本射の場合、当然にして本射の25発を連続して撃つ物と考えていた、
しかし、これは完全に間違いであった、実際にはベンチレスト射撃競技の規則では本射の5発を撃つと、すぐに次の射手に射座を交替するのである、
まさか外国がこんなルールになっているとは夢にも考えなかったのである。
しかし、実際にやってみるとこれにはきわめて合理的な理由があった。
もし連続して25発撃つと銃身の加熱と、射郡によっては射手に著しい不公平が出てしまう、
例えば午前中、無風快晴のコンデションで射撃をした射手と、午後風雨強風の中で射撃した射手ではきわめて不公平な結果となる。
少なくともベンチレスト射撃競技のように超々精密射撃の場合、トップの射手は5発のグルーピングが2ミリ程度だが、
0.1ミリ単位で順位が入れ替わってしまう、風がちょっと強く吹いただけでそのくらいはすぐに変化するので、
射撃条件は極力公平にしなければ競技そのものが成立しなくなってしますのである。
そのため5発ずつ射座を交替して撃てば射撃条件は完ぺきとは言えないまでも極力等しい条件で撃てることになる。
我々はポジションシューテングの先入観で射撃条件が変わってもそれは仕方のないことと勝手に割り切っていたが、
これは少なくともベンチレスト射撃競技では大きな間違いであった。


世界のルール ではベンチレスト射撃の国際ルールを説明してみまよう、
世界大会のルールはすべてアメリカのルールが基になっているので全ての国での統一ルールとなっている、
このルールを考えると全ての射手が実に公平に、そして同じコンデションで撃てるように実に細かいところまで配慮されている。
射手は通算6回射撃をする、まず最初の1回はウームアップと言い、点数には加算されない射撃であるが一応5発を本射と同じように撃ち
グルーピングの計測もする、試射は無制限だが本射はあくまでも5発である。
これを制限時間7分以内に撃ち終える。かりに試射的以外に撃ち込んだ場合は1発に付き1インチがペナルテーとして加算される。
1発撃てば絶対に入賞は出来ない致命的なペナルテーとなる。
銃を射座まで運搬するときはボルトを完全に抜いておかなければならない、
そのため全ての射手はシースと呼ばれる革のボルトホルダーを腰に付け、ボルトは常にその中に入れておく、
日本ではせいぜいボルトオープン位で安全確認をしているが、この辺の安全確認は実に徹底している、
また、射座に入ってもすぐにボルトを装着する事は出来ない、ボルトは銃の横に必ず置いておくことが原則である、
そして装着はあくまでも射場長の合図を待つのである。

射場長は射手が射座に入ったのを確認するとマイクを通して次の様に指示をする。
レデイ オン レフト(右射郡用意よし)
レデイ オン ライト(左射郡用意よし)
これは射場長は常に射場の真ん中の一段と高いところで射座を監視している関係上右射郡と左射郡の安全を確認しているのである。
レデイ オン ファイヤーライン(全射座準備よし)
クローズザボルト オンヨアーライフル(ボルト装着)
ここで初めてボルトを銃に装着できる。
カミン ファイヤー(射撃開始)
これでいよいよ射撃開始する。
制限時間は7分であるから半分の3分30秒が経過すると "ハーフタイム"と射場長は声をかける。
それから、"コンプリートファイヤー ツーミニッツ"(残り時間2分)と声をかけ、残り時間1分、30秒、10秒、5秒、2秒ごとに残り時間を告げる。
制限時間になると"シースファイヤー"(射撃中止)"アンローデッド(弾を抜け)と号令をかけてその射郡が終了する。
全ての射手は銃のボルトを抜いてシースに差し、銃を抱えて射座から出る。

制限時間以内に射撃を終了した射手でも、射撃時間以内は射座から離れることは勿論、射座で立ち上がることも許されない、
あくまでも制限時間までは静粛にして田の射手のじゃまにならない様に射座で静かに待つことになる。
本射の5発と試射を終えた1射郡が終了すると、その射手は射座を引き払い2射郡の射手が射座に入る、
このように本射1回ごとに射手が入れ替わるので通算6回射座を変わることになる、
このようにして午前の射撃と午後の射撃とそれに気象条件によって射手に著しい不公平が起こらないようにしているのである、
また本射も5発だけなので銃身が加熱して歪みが出る事もない。
当然にして銃身の加熱による陽炎を防止するため扇風機や、銃身カバーを付ける必要はない。
また仮に加熱したとしても射撃場は常に風が吹いているので陽炎が銃身に起こる可能性は無い。

全ての射郡のウオームアップが終了すると、やっと文字通りの本射、つまりマッチ1に入りる、
これはウームアップ射撃をした射座と同じ射座で射撃をするが、本射はマッチ1からマッチ5まであり、各マッチ(本射)では1回に5発ずつ、
合計25発の射撃をすることになりまる、そして各マッチ(本射)ごとに射手が交替するのである、
各マッチごとに射手が交替するだけでなくなんと射座も交替する、例えば私がワームアップ射撃を1的で撃ったとすると、
最初のマッチは同じ1的で撃つが、2射郡ではその射座番号+7番加算した射座」で射撃する、
つまり1+7=8なので8射座で射撃をする事になる、3射郡では8+7、つまり15的で射撃をし、準送りこれを5回繰り返す、
これにより、射座による不公平をなくし完全にフェアーなコンデションで全ての射手が競技をすることが出来る、
標的交換は主催者側でやってくれるため射手は完全に射撃に集中できるし、運営も非常にスピーデイでスムーズになる、
また標的交換に射手が介在しないため不正行為が行われる事もあり得ない。

ベンチレスト射撃で時折冗談で言うのだが5発撃ちの標的に3発程度の弾痕しか確認できないことがあるが、
"冗談でこれは3発しか撃ってないな"と言うことがあるが、この大会ではバックターゲットを設置している。
昔々私は米軍基地で22口径の射撃競技をやっていたが、1圏的に4発撃ち込みしていたため伏撃ちではしょっちゅう同弾が出るが、
本射的では完全な同弾でもバックターゲットには必ずずれた弾痕になる、
これは弾頭はほんのわずか紙に触れただけでも弾道が曲がってしまうためそうなるのであるが
日本でバックターゲットを設置した射場は残念ながら皆無である、
またバックターゲットを付けると他の射手から撃ち込まれて場合でも簡単に判別する事が出来る。
ベンチレスト射撃ではバックターゲットと標的の間にネットを張り、そのネットをモーターで常時動かしている、
そうすると本射的を貫通した弾頭はネットに当たり進行方向がわずかにずれる、次の弾が本射的に同弾で命中したとしても、
ネットに当たる位置がずれるのでバックターゲットには必ずずれて当たることになるためバックターゲットには5発の弾痕の確認が出来るのである。
勿論本射的交換の時にバックターゲットも交換し、本射的の的に添付する、
もしバックターゲットに5発の弾痕がなければ1発に付き1インチのペナルテーが加算されることになる、
悲しいことの我が日本チームは本射的でもはっきり5発の弾痕が確認できてしまった。

大会では採点の集計も非常に早く、20分もあれば全ての射手の集計が終わり、計測の終えた標的は隣でコンピュータにデーターが打ち込まれ、
瞬時にして順位が決まりる、採点の終わった標的はボードに張られ射手が確認することが出来る、
1射郡が終わるとアフターマッチ1の成績として、その時点での順位が発表される、2射郡が終わった段階では、
アフターマッチ2としてその段階でもの平均スコアーでまた順位が入れ替わります。
私はマッチ1では0.401を撃ちこの時点では79位だったのだが、マッチ2では0.463を撃ち100位に転落、
しかしマッチ3では0.279を撃ち81に上がり、マッチ4では1.473と大きく外し、114位に転落し、
最終のマッチ5でも0.467で順位は変わらず114で終わった。 そしてグルーピングの平均は0.6166であった。
参加人数は116人でしたので私はビリから2番目、なんと最下位の5名は全て日本選手団が独占してしまったのである。

これがサッカー競技なら我々全員が観客から生卵を投げ付けられていたに違いない。
この大会で1位のRON HOMEさんは 0.173 (1) 0.135 (2) 0.341 (3) 0.174 (4) 0.221 (5)と撃ち、平均0.208と言う成績でした。
ベストレコードと言う、1的の最高はB。PETERSONさんの0.098が最高であった。
(ちなみにこの数字はすべてインチですので、この数字に25,4を掛けるとミリの数字になります)
我々も今まで、国内の大会でも3ミリ台を撃つのは珍しくなかったので、うまくすれば大会の中で真ん中位の成績までは行けるのではと考えていたのだが、
風の読み方が全く出来ていなかったのである。 外国の大会では風を読めなければ絶対に上位に食い込めない事を改めて痛感した。


風をどう読むか
大会の行われたアリゾナ、フェニックス、のベン、アベレー射撃場は砂漠の中にある射撃場で日本の射撃場とすると風の向きは砂漠の特性のため
風をさえぎる物が無いため風の吹き方は比較的安定している射撃場である、
日本の射撃場のように風が渦を巻いたり、射座と、標的の風が逆に吹くと言うことはえないので比較的風の変移量は安定している。
しかし常時同じ風が吹くと言うことはありえないので風の方向と強さは常に気を配っていなければな成らない。
我々の場合一旦本射に入ると試射に戻る人はあまり居ない、これはポジションシューテングの癖で、本射から試射にもっどるには慣れていないせいであろう、
ベンチレスト射撃のルールでは本射に入った後でもいつでも試射に戻る事が出来る。
これは風の向きや強さが変化したときにはいつでも試射に戻り変異量をチックしてから本射に入ることを意味している。

また照準も右目で標的を見ていながら、左目で風旗を見ていて、風の条件が最良の時に引き金を引くようにするそうである。
このように射撃方法が我々とは全く違っているのである。また射場長からは風と弾の変移量は常にデーターを細かく取っておくようにした方がよいと説明も受けた。それと狙い越しについてはミリ単位狙いのためクリックの調整ではなく、狙点をほんのわずかずらして撃つと言う実に微妙な撃ち方をしているそうである。


どんな銃を使うか
大会はライトバーミントの100ヤード、200ヤード。
ヘビーバーミントクラスの100ヤード、200ヤード、300ヤードで競技が行われたが我々はヘビーバーミントクラスの100ヤード競技だけに出場した、
我々の持ち込んだ銃は銃が重すぎてライトバーミントには誰も参加できなかったのである。

大会の使用銃は80%以上がストールパンダの銃を使っている、あとはホールアクションとごくわずかウイチタが使われていた。
銃身はハートとシーレンがほとんどであった、そして意外なことに多くの射手がライトバーミントの規格で銃を作り上げていた、
ライウトバーミントとは銃の重さが10.5ポンド、つまり 4.7628キロ以下にしていると言うことである、
勿論スコープ、マウントを含んだ合計であるから銃の重さは4キロ少しと言うことになる。
つまり通常のハンテングライフルと同じ重さにしているのである、そのため重量の多くは銃身に集中している、
銃身の太さを重要視するため銃身長は56センチ(22インチ)がほとんどで、アクションはストールパンダみたいにアルミ製の軽量の物を使用している、
銃床も極力軽く作られている。
我々がかって写真で見た超重量級のベンチレストライフルはアンリミテッドクラスと言うことで一部のベンチレスト射撃大会では競技があるみたいだが、
これは完全なキワモノ射撃だと言うことをよく覚えておいて貰いたい。
例えが適切でないかもしれないが、日本で開催されている火縄銃射撃の写真をみて、日本は火縄銃で大会をやっているのだと勘違いすること同じ事である。
私のレミントン40Xですらライトバーミントのスペックには合格しない、40Xは12ポンドなのでヘビ^−バーミントクラスの13。5ポンド(6.123キロ)の
スペックには合格するがライトバーミントには参加できない。
間違っても13。5ポンド以上重たいと大会には全く参加できない。
じゃアンリミテッドクラスには参加できるのではと考えるのは大間違いである。世界選手権にはアンリミテッドのクラスは存在しない、
もしこうした銃を持って参加した場合、わざわざアメリカまで行って1発も撃たないで帰国することに成ったはずである。

注意:(そんなわけでレミントン40Xより重たい銃では国際大会には絶対に参加できないので注意して下さい)
この大会で射場長をやってくれたストールパンダの製造元、ケルビーさんと話したところ、今まで日本には20丁位の銃を売ったが、
ムチャクチャ太い銃身や、狂ったように太い先台の銃を注文されこちらでは困惑していると話していた、
こんな銃を使い日本ではどんな大会をやっているのかとも逆に聞かれてしまった。
そうした銃を買っても今後絶対に外国の大会には出られないし、
将来的には日本国内も外国の規則に近づけていくつもりなので参加条件だ厳しくなると考えて貰いたい。
ケルビーさんはそんな銃を買ったとしても大会では使い道が無いのではと心配していた、
我々日本チームはその場で3丁のライトバーミントクラスのベンチレスト専用銃を購入して今後本格的に国際ルールに沿った射撃競技の研究を進めることにした。
また私の会社でケルビーさんからベンチレストライフルの直輸入をすることにもした。
価格的には48万くらいに成るだろう。ケルビーさんはストールパンダアクションしか扱わないので、
ホールアクションを扱っているブルーノ社の社長、アリゾナガンワークスのゲーリーさんとも話をし
今後国際ルールにそったベンチレストライフルの輸入販売を約束してきた。


大会を終えて
ベンチレスト射撃はオリンピックで認められた種目ではない、従ってこれほどいろいろな国から参加しても"国の名誉のため"と
言うようなピリピリした雰囲気は全くなく、みんなで射撃を楽しもうという実にのびのびした雰囲気で射撃をすることが出来た、
また参加選手の層がかなり上だったことも人生を楽しんでいる人たちが大勢参加していると言う雰囲気であった。

大会の合間にもデナーパーテーがあり我々も参加した。そして多くの人たちと知り合いになることが出来た。
アメリカのオハイオ州からKさんは私に話かけ、あなたは日本でターク高野と一緒に射撃をしていた人かと聞いてきたので
30年前同じクラブで一緒だったと言ったら、私は貴方にターク高野から伝言を頼まれていると言い。
"今回の大会は仕事が忙しくて何の手伝いも出来なく申し訳ない"と高野氏から伝言してくれと言われ、
彼も色々気を使ってくれたのだなと改めてこちらの方こそ気を使ってくれてありがとうと伝えてくれと伝言を頼んだ。
ターク高野氏は雑誌GUNに原稿を書いているライターで今回の我々がベンチレスト射撃世界選手権に参加するチャンスを作ってくれた人である。
今後もベンチレスト射撃を通じてひとのつながりがもっともっと広くなり、
そして射撃技術の向上につながるようこれからもガンバッテゆきたいと改めて考えさせられた。
その夜は遅くまでパーテー会場のマリアッチ演奏の乗りに合わせるかのように、色々な国のシューターと乾杯をかわし続けた。
試合には惨敗したが、これがベンチレスト射撃の夜明け前だと考え今後全力で射撃技術の向上に邁進することをみんなで誓い合った。


いずれにしても現場で色々経験を重ねることが何よりも大切だと考え、毎年アメリカで開かれる最大規模のベンチレスト射撃競技、
スーパーシュート、あるいはカクタス(サボテン)シュートに毎年参加することを計画しています。
そのためにはアメリカのIBS協会(インターナショナル、ベンチレスト、シュター)に入会して参加資格を手に入れておく必要があり、
早々に私はその手続きを取る事にしています、年会費は$40ですのでそれほど高額ではありません。
スーパーシュートは来年5月末に開催される予定ですので参加出来そうな方は一緒に行きましょう。
アメリカ、フェニックスまでの航空運賃は往復で13万円位、ホテルはホリデーインクラスのホテルが、1泊7千円で宿泊できます、
勿論1人で1部屋を使う計算ですから、2人で泊まれば半額です。
レンタカーの負担代金は5名参加したと考えては一人2万円位考えれば良いでしょう。
そのほかにライフル銃の輸出は輸出許可を取らなければなりませんが、面倒な場合手続きを代行しますこの費用は5千円位です。
アメリカ入国の際は私が担当官に説明しますので問題はありません、勿論日本への再輸入も問題はありません。
ベンチレスト射撃国際大会に参加の興味のある人は一緒に行きましょう。