第５回大会観戦記　　　　　　　湖東善明 　　ホームに戻る

 

第５回大会は９月７日（日）に西富士射撃場で開催されました。

今回は秋晴れか台風が期待されましたが、またしても霧でした。

前回と同じく、試合開始時刻には霧の為１００ｍは標的は全く見えない状態でした。

１０時頃少し霧がはれたので、試合を開始しましたが霧が濃くなり一時中断しました。

３０分ぐらい経過したとき、風がでて霧がはれその後は順調でしたが、逆に風のため成績は落ちました。

結局ハンターとＳＢは打ち切りの人がでました。

１００ｍバーミントは、今回Ｎ１３３の日本での初撃ちで結果が期待されました。

まず井上さんが前日２９．５で練習したら雷管突破しました。

ＵＳＡでは問題ありませんでした。この辺の解明が必要です。

井上さんはリローディングをしなおし試合には２８．６でトップでした。

大川さんと湖東は２９．０で雷管が盛り上がる状態でした。成績は・・・

Ｎ１３３はこれからです。来年が楽しみです。

初参加の西野さんがなんと師匠の小澤さんより上でした。出藍の誉れ！

１００ｍハンターは山田さんのトラブルと打ち切りのため２人しか撃てませんでした。

５０ｍＳＢは、初参加の西野さんがなんとトップでした。

ポシション出身者はやはり強いですね。

２０００点を期待された木村さんは2位になりました。

風のため成績は惨憺たるものでＳＢ５０の難しさが実感できました。

１００ｍＳＢは打ち切りのため大川さん１人だけでした。

グルーピングはハンターと同じくらいです。

湖東は３０年以上使用のタイガが発射不能になり泣く泣く棄権しました。

午後の５０ｍ動的は永山先生の指導で開始され今回はかなり風船に命中しました。

動的でも出藍の誉れになりました。ただし、分母の発射弾数はここでは公表しません・・・

小口径も宮川さんと西野さんが挑戦しました。さすがハンター宮川さんはよくあたりました。

永山先生、小澤さん、現役兼指導者は辛いものがあります。

でも次の世代に技術を伝えて行くのは先生冥利につきるのではないでしょうか。

※     小澤のボヤキ

　現役指導者は辛いものが・・・

           実は動的に皆が行っている隙に、ネック厚を変更した実包のテストをしていました。

タイトネックの薬室（０．２６２インチ）で、安全に発射できる薬莢のネック厚はどれ位が上限か、
０．００９インチから０．０００１インチ刻みで肉厚を上げ、安全限界を探す・・・

テスト結果は全データ（あと弾速の測定があります）が揃ったら公開しますが、その時のグルーピィングは
７．７９、７．４２、６．８７、４．４７、平均で６．６３５ｍｍ、アグリゲイトは０．２３９・・・

いつもの事ですが、なんでテストのグルーピィングはいいのだろうか？

会長〜、お願い！こっちを載せて・・・・　　って、そういう訳にはいきませんよね？

次回は長瀞です。今年最後の大会です。この1年の成果を発揮してください。

一応　『ベンチレスト全日本選手権』　と銘打って行ないます。

ただし,賞品賞状は出ません。ＨＰにイラストのトロフィーぐらいです。